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【映像配信第2弾】”第1回「いきなり本読み!」”

-更新日 2020年 4月24日-

配信第2弾は、”第1回「いきなり本読み!」”!!!

2020年2月に産声をあげ、タイトルの通り、「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」という企画「いきなり本読み!」。

記念すべき第1回に、皆川猿時さん、岸井ゆきのさん、今井隆文さん、後藤剛範さん、そして当日発表ゲストに神木隆之介さん、豪華メンバーが集合しました。

演目は、男4名の24歳〜82歳までの人生を描く、ハイバイ流大河ドラマの『おとこたち』

大爆笑・大波乱で話題となった第1回が、満を持して配信開始です!!

映像はVimeoで配信📺
【配信期間】2020年4月24日(金)〜2020年5月6日(木)23時59分 販売終了しました。
【料金】レンタル 550円(税込) 購入から1週間視聴可能
※お支払いはクレジットカード決済(VISA/master card/AMEX/Diners)もしくはPayPal決済となりますのでご注意ください。

DVD・戯曲本も販売中📕
・過去公演DVD『おとこたち』(2016年版)
・戯曲本『おとこたち』(数量限定です)
是非、合わせてお楽しみください。

岩井秀人よりコメント​

 どうも!岩井です。よく来ましたね!皆様!この「いきなり本読み!」は、僕が俳優として舞台に出てて思った、「これ、本番より稽古の方が面白くないか?」という感覚を元に立ててみた企画です。

 舞台の稽古って、本当にいろんなことが起きます。台詞(セリフ)間違える、俳優が出てくるはずのところで出てこない、漢字が読めない、演出家と俳優のイメージが共有できない、などなど、「ああ、人間ってほんと未完成なんだなあ」としみじみ思える事故が多々起きるわけです。

 もちろんそれらは、台本の世界を立ち上げようと頑張っている最中に起きることで、お客さんたちは通常、そういった試行錯誤の末になんとか「本番」としてまとまったものを観ている訳です。僕個人としては、そんな整えられた「本番」よりも「稽古」を観たいと。

 台本を中心にした作品が「本番」だとしたら、台本だけでなく、俳優の生態や俳優と演出家のやりとりと欲望を中心にした作品は「稽古場」なんじゃないかなとも思ったりします。台本もある程度は伝わるでしょうし。作品といっても、全く再現性のない作品になります。なんせ俳優さんたちは、これから自分たちがどんな台本を読むのかも知らされていないのですから。

 ということで、どうなるかわかりませんが、この面々でこの台本に向き合うのも一回きりですし、なんせ「この台本を全員が初めて読む」ということも一回きりだし、今後一切、「初めて読む」ということは起きないので、その貴重だけどめちゃくちゃになりかねない時間を、お客さんと共有したいと思います。とりあえずやってみます!

皆川猿時 みながわ・さるとき

1971年2月1日、福島県生まれ。最近の主な出演歴として、【舞台】2018年、『さらば!あぶない刑事にヨロシク』(作・演出/細川徹)、『ニンゲン御破算』(作・演出/松尾スズキ)、『ロミオとジュリエット』(作/W・シェイクスピア、 演出/宮藤官九郎)
2019年、『キレイ-神様と待ち合わせした女-(作・演出/松尾スズキ)』。【テレビ】『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS)、『あなたの番です』(NTV) 【映画】2019年、『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』、2020年、『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』、『Fukushima50』
など。

感想
いきなり!ステーキ?行ったことないぜ。いきなり団子?食べたことないぜ。あ、でも、いきなり挿入されちゃうアダルトビデオは見たことあるぜ。そんなわけで、いきなり本読み!ですよ、奥さん。皆川猿時49歳、こんなに疲れた本読み初めてです(笑)。

岸井ゆきの きしい・ゆきの

1992年生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー後、映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。2017年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演。2018年、NHK連続テレビ小説「まんぷく」では主人公福子の姪・タカ役を演じ話題に。2019年、映画『愛がなんだ』で第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞並びに、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在、テレビ東京「浦安鉄筋家族」に出演。映画『前田建設ファンタジー営業部』が全国公開中。

感想
一夜限りのスペシャル共演者と、今初めて見た活字を追い、笑いながら間違えながら積み上げていった『NEOおとこたち』は、あの日しか表現できなかったものとしてここに残っちゃいました!おうちで是非。はー楽しかったです!またあそびましょう! 

今井隆文 いまい・たかふみ

1985年7月27日生まれ。2007年「劇団プレステージ」入団。リーダーを務め出演のほか、数々の作・演出も手掛ける。19年の退団後も舞台、映像で活躍中。近年の主な出演作品に【舞台】月刊 根本宗子『今、出来る、精一杯。』、ハイバイ『て』、夏の日の本谷有希子『本当の旅』【映画】『斉木楠雄のΨ難』【ドラマ】『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』『俺の話は長い』『知らなくていいコト』『死にたい夜にかぎって』など。

感想
ハイバイの『おとこたち』は、いつか挑戦したかった戯曲だったので個人的にすごく嬉しかったです。実は緊張というより、前代未聞なことをやるワクワクの方が大きかったのを覚えています。休憩中に、神木氏と岩井さんを筆頭に、「このあとどうする?」のミーティングの臨場感がすごかったです!笑最後のシーン山田をやりたかったと今でも思ってます!笑 記念すべき手探りの第1回お楽しみ下さい! 

後藤剛範 ごとう・たけのり

1983年6月27日生まれ、東京都出身。舞台を中心に演劇活動を始めるが、現在は多くの映像作品でも活躍し、個性的キャラの地位を確立しつつある。主な作品では、【舞台】ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』、『ハイバイ、もよおす』、【ドラマ】『来世ではちゃんとします』、『全裸監督』、【映画】『どうしようもない僕のちっぽけな世界は、』などに出演。待機作は舞台『ゲルニカ』や映画『騙し絵の牙』や『辰巳』がある。

感想
変な汗を一年分かいた気がします。この企画があることはTwitterで、西洋のいかつい剣を持って、何かを斬りにいくぞ!という岩井さんのとにかくいかつい写真と共に上がっていたので以前から知っていました。この企画に出る俳優地獄だろうな、自分がその荒野に丸裸で立たされてました。
モンスターのような先輩や、よく見るスター俳優陣とレベル1から脚本を自由に旅をしてるようなとても刺激的で貴重な時間でした。あとやっぱりハイバイの世界をより鮮明シンプルに体感できると思うので是非見てほしいです。

神木隆之介 かみき・りゅうのすけ

1993年生まれ、埼玉県出身。2歳でCMデビュー。近年の主な出演作品は、映画『3月のライオン』『君の名は。』『フォルトゥナの瞳』『屍人荘の殺人』、ドラマ『集団左遷‼』『いだてん~日本オリムピック噺~』など。昨年は舞台『キレイ-神様と待ち合わせした女-』の出演や、MVの監督・プロデュースなどの幅広い活躍も認められ、第44回エランドール賞新人賞を受賞。主役を務める連続ドラマW『鉄の骨』が、WOWOWプライムにて現在放送中。

感想
いきなり本読み。参加させて頂き、本当に楽しく、そして勉強になりました。
本を読むことはあっても、アフタートークのようなことはないので、皆さんの頭の中を覗けたような気がしてワクワクしました。是非。